大晦日 除夜の鐘

越え暮れてただあるなりや大晦日

百八撞万別ありて除夜の鐘

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こえくれて ただあるなりや おおみそか  

ひゃくはっとう ばんべつありて じょやのかね  

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~ hard work always pays off
~ though i have been lost in clumsy thoughts
~ so i waste most of my life time  
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~ the sound of bells on New Year’s Eve
~ are infinite sounds in variety
~ by whom tolls it  

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(31dec11)  

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年惜しむ

押し詰めば半らばかりや惜しむ年

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おしつめば なからばかりや おしむとし  

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~ i haven’t got the time
~ i am quite incompetent at a loss
~ year by year  

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(30dec11)  

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年尽き

年盡きに母老衰て錯れり

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としつきに ははおとろうて まじわれり  

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~ the year draws to a close
~ my mother starts on the road to senility
~ she goes into a state of delirium  

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〔難読・難解語など〕

錯る〔まじわる〕: 乱れてそろわない

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(29dec11)  

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年の暮 晩歳

物入りに老い入るのみや年の暮

晩歳に鵬雲ひとつ青き空

(for Ms Miyai & her deceased husband)

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ものいりに おいいるのみや としのくれ  

ばんさいに ほううんひとつ あおきそら  

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~ A constant drain
~ on my purse and aging
~ has left me in great distress  
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~ passing of the recent year
~ a cloud liked the Phoenix with the gracious smile
~ was in the chilly blue sky  

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(26dec11)  

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聖夜 霜柱

求むらばすなはち明し聖夜かな

かかとへる沓跡のこし霜柱

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もとむらば すなわちあかし せいやかな  

かかとへる くつあとのこし しもばしら  

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~ when there’s no hope in sight
~ if you make a wish to god
~ love of god injects a glint hope  

~ there are my bootprints
~ that are out at heels in the frost pillars
~ only few days left in this year.  

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(25dec11)  

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クリスマス

心ひとつ蝋燭ともるクリスマス

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しんひとつ ろうそくともる くりすます  
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~ every candle has a wick
~ i light a light to it
~ the light is too bright to see everything  

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(24dec11)  

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柚子湯

浮き沈み重ねて熱き柚子湯かな

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うきしずみ かさねてあつき ゆずゆかな  
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~ i swam a Chinese lemon and soaked in a bath
~ it sunk and floated seven times on the surface
~ life is liable to vicissitudes  

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(23dec11)  

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千句投句を終えて…苦しいときはお互い様

あの東日本大震災、東電福島第一原発事故の
復興祈念と犠牲者追悼のために3月13日に
「千句投句」を思い立ち、先日(12月19日)ついに
達成することができました。途中遅々として作句
が進まず、また様々な事由で途切れたりしました
が、やり遂げることができました。

この度の災害で私なりに何か支援をしたい、私なりに何か…

一瞬にして懐かし風土と共に家族や友人を一度に失った方々に
俳句を読んでいただく、また俳句を詠んでいただくことで
何らか新しい心の支えにならないか、と考えて始めましたが…

自分の生活すなわち自分のためにする活動ではなく、
まったく何の対価を求めない活動においては、長くまた厳しい
目標や計画を達成するのには大変は努力が必要だという
ことを、実は私はこの「千句投句」で知ることができました。

絶え間ない努力というものに対する疲労感・マンネリズム、
また計画を達成できないのではないかという不安感、
こんなことで支援になるのかという疑念、
売名行為と謗る方への不調感、嫌悪感、挫折感、減退感
やっていることの成果が実を結ぶかどうかわからないという絶望感、
実を結んだところでまた何かが起これば同じことだという無常観

「千句投句」作句の間、私の心にはこうしたネガティブな気持ちが
生まれたことを正直にお話しします。

こうしたネガティブな心持ちをポジティブに変え、この「千句投句」
をやりとげられたのは、私のこの考えにご賛同して頂きましたみなさまの
暖かい応援があったからに他なりませんでした(この3ヶ月間に何と1300
回以上のアクセスをいただきました)。

この経験は私にさまざまなことを教えてくれました。
でも、それらの行き着く先は次の一言に尽きます。

苦しいときはお互い様

与える側も与えられる側もない、ということでありました。

ここに皆様の応援に深く感謝いたします。ありがとうございました。

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東北の復興は、まだ緒に付いたばかりです。復興にこれから三十年もの年月
が必要になる地域もあります。私にもこれから長い困難な道程が待っています。
境遇は異なっても、やらなければならないことが山積みです。でも、私ができる
ことは今後とも続けて行こうと思います。どうぞこれからもお付き合いいただけ
ますようお願い申し上げます。

池ノ内 孝
(21dec2011)

枯菊 冬木の芽 冬萌 冬菜 枯野

枯れてなほ菊香芳し焚き増さる

毛茸伏せ雪に耐へしや冬木の芽

冬萌やよもよもやまにきざしあり

陽長けて片身霜とく冬菜かな

目を閉ざば万緑廻る枯野かな

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かれてなお きくかかんばし たきまさる  

もうじふせ ゆきにたへしや ふゆきのめ  

ふゆもえや よもよもやまに きざしあり  

ようたけて かたみしもとく ふゆなかな  

めをとざば ばんりょくめぐる かれのかな  

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~ chrysanthemum died down
~ we threw it into the fire
~ it smelled the particular fragrance in the air  
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~ wintry leaf buds have hair
~ they live with long chilly winter and snow
~ in order to bloom in spring  
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~ putting forth buds in winter
~ a likely story!
~ by this time they have already burgeoned  
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~ on the principle of duality
~ positive side and forth of the sun becomes dominant
~ the frost on the leaves of wintry vegetables thaw out at the sunny side  
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~ in the wintry chilly field, if i close my eyes
~ the grassland comes into existence
~ from there all around  

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〔難読・難解語ほか〕

もうじ【毛茸】: 植物の葉や果実の表面に生じる産毛。「もうじょう」とも。  

もとおる〔回る・徘徊る・繞る〕: 巡る。回る。。  

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(19dec11)  

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白息 吹雪 狐施行 千鳥 冬至

白息や命のかたち宙にあり

吹雪来て大黒柱揺るぎなし

油揚の狐施行や木の葉舞ふ

潮満てて貝なき潟に啼く千鳥

柚子買ひに走りて行ける冬至かな

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はくそくや いのちのかたち そらにあり  

ふぶききて だいこくばしら ゆるぎなし  

あぶらげの きつねせぎょうや このはまう  

しおみちて かいなきかたに なくちどり  

ゆずかいに はしりてゆける とうじかな  

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~ i took a steam-breathing in the winter field
~ it really look like the figure of my life
~ excepting in my body  
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~ i was caught in a snowstorm
~ though the main pillar of the tavern was all firm
~ i felt at ease  
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~ they dispense the sacrament for the fox
~ they offer the deep-fried tofu to her
~ then the leaves are dancing around them  
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~ the sea tide is coming in the shore
~ plovers are forced to resign from the feeding water’s edge
~ they stare sadly and cry  
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~ on the very day of the winter solstice
~ we Japanese take the Chinese lemon bath for our health enhancements
~ though i buy it at the double before early sundown  

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(19dec11)  

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