千句投句を終えて…苦しいときはお互い様

あの東日本大震災、東電福島第一原発事故の
復興祈念と犠牲者追悼のために3月13日に
「千句投句」を思い立ち、先日(12月19日)ついに
達成することができました。途中遅々として作句
が進まず、また様々な事由で途切れたりしました
が、やり遂げることができました。

この度の災害で私なりに何か支援をしたい、私なりに何か…

一瞬にして懐かし風土と共に家族や友人を一度に失った方々に
俳句を読んでいただく、また俳句を詠んでいただくことで
何らか新しい心の支えにならないか、と考えて始めましたが…

自分の生活すなわち自分のためにする活動ではなく、
まったく何の対価を求めない活動においては、長くまた厳しい
目標や計画を達成するのには大変は努力が必要だという
ことを、実は私はこの「千句投句」で知ることができました。

絶え間ない努力というものに対する疲労感・マンネリズム、
また計画を達成できないのではないかという不安感、
こんなことで支援になるのかという疑念、
売名行為と謗る方への不調感、嫌悪感、挫折感、減退感
やっていることの成果が実を結ぶかどうかわからないという絶望感、
実を結んだところでまた何かが起これば同じことだという無常観

「千句投句」作句の間、私の心にはこうしたネガティブな気持ちが
生まれたことを正直にお話しします。

こうしたネガティブな心持ちをポジティブに変え、この「千句投句」
をやりとげられたのは、私のこの考えにご賛同して頂きましたみなさまの
暖かい応援があったからに他なりませんでした(この3ヶ月間に何と1300
回以上のアクセスをいただきました)。

この経験は私にさまざまなことを教えてくれました。
でも、それらの行き着く先は次の一言に尽きます。

苦しいときはお互い様

与える側も与えられる側もない、ということでありました。

ここに皆様の応援に深く感謝いたします。ありがとうございました。

——————–
東北の復興は、まだ緒に付いたばかりです。復興にこれから三十年もの年月
が必要になる地域もあります。私にもこれから長い困難な道程が待っています。
境遇は異なっても、やらなければならないことが山積みです。でも、私ができる
ことは今後とも続けて行こうと思います。どうぞこれからもお付き合いいただけ
ますようお願い申し上げます。

池ノ内 孝
(21dec2011)

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About 池ノ内 孝    Takashi (Kou) Ikenouchi
a haiku poet (俳名:秋村 [Shūson]), an actor, pure-Japanese, Tokyo Japan

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