こしかた ことづて

【東日本大震災・大津波災害、東電福島第一原発事故の被災者のみなさまへ】

この度の大災害で被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早く復興が進みますよう願って已みません。できますればどうぞ笑顔も少しづつ。


はじめに


このブログは

「池ノ内 孝のふみの里HP」(FC2ホームページに開設)
「池ノ内 孝の俳句のブログ」(平成23年3月13日に ‘ameba’ に開設)
「池ノ内 孝のふみの里(ブログ版)」(FC2ブログに開設)

の3つに分載していた情報をWord Press に統合・移設したものです。

Word Press はブログ設計がこの度の統合・移設に最も適していたために選びました。
いままで活用させていただいておりましたブログやHPの提供会社のみなさまには、
ここで深謝させていただきたく存じます。


当ブログの目的


このブログは、東日本大震災の復興を祈念して作りました。
 


こしかた


 
陸奥白河・棚倉の地は、徳川家譜代阿部氏 (1823年、正権氏の武蔵国
忍よりの転封以後、維新の正外/正静氏の廃藩[1880]まで) の家臣 (阿
部藩士) として奉侍仕りました我が母方の祖、太幡 (たばた) の在地で
あります。
 
曾々祖父・太幡六郎は乙丸 (おとまる) と称し、天保14年(1843)、芭蕉
百五十回忌で棚倉・石川両街道の追分、現・旭町(旧・三十三間)「宗祇
戻し」の辻に芭蕉が奥の細道の途上、白河来訪時に詠んだ句の句碑
  早苗にも 我色くろき 日数かな   はせを(芭蕉)翁
の建立にあたって碑文揮毫の栄を得た俳人でした。
 
また明治32~38年の福島県西白河郡郡長 中村直敬 [ちょっけい、旧姓・
太幡、1856-1940] (後、河沼郡 [会津・喜多方地方] 郡長に転じ、大正
二年まで拝官。また戊申の役白河口の戦いで、奥羽越列藩同盟側で戦死
した阿部藩士(棚倉・白河藩士)の鎮魂のために結成された「敬義会」を、
大正五年(1916)、未だ薩長土肥藩閥時代の内務省の許可を得、社団法人
「白河鎮英碑保存会」としての公認に当たり尽力の機を得た理事の一人)
は我が曾祖父であります。

さて、ここに末裔ひとり、実の先祖の名を汚す、拙い俳句を臆面もなく
掲載するばかりの、己が力量のなさと恥を上塗る不堪でへぼのなしある
ブログですが、それは世に言う、下手の横好き、好い面の皮、或はまた
古拙もかくなるより生ずること希にありと、武士の情、ご寛容・ご容赦
賜りたく、その稚拙がもしや復興への励み、震災以前の屈託のない笑い
が自然に生まれたあの暮らしに戻れるよう、またつながる契機となるよ
うな、呆気の先の笑い種にでもなりまするなら、幸甚の栄え、来たるべ
き彼岸での先祖・知己との邂逅の折の土産話、面目も幾何か立つという
ものであります。

私もこのブログも被災地のみなさまと共に毎日毎日、その時々の積み重
ねに従って、これまで以上の発展・進化を目標に実践してまいります。
相身互い、手を携えて苦難を乗り切りましょう。

〔参考〕1. 福島県の文学碑
・場所:宗祇(そうぎ)戻しの辻
福島県白河市旭町1丁目 大谷菓子店 横
松尾 芭蕉(まつお ばしょう)
・説明:1644-1694年、51歳没、三重県伊賀市出身、本名:松尾宗房(まつおむねふさ)
 江戸時代前期の日本史上最高の俳諧師の一人
早苗にも 我色黒き 日数哉
 句意:早苗を見るにつけても江戸をたってからの日数の多さが日焼けとともに偲ばれる
 1843年(天保14年) 150回忌 建立 揮毫:白河藩士乙丸報恩斎 
 
〔参考〕2. Oozora -san「村から街から
そばの細道・奥の細道関の細道⑤ 関の城下 ― 宗祇戻し
(ここをクリックすると、参考頁に直接ジャンプします)
  
〔参考〕3. PHOTO;MO -san
栃木、福島の戊辰戦争史跡」
― 棚倉藩戦死者の碑 白河市南湖公園鏡山

 
〔参考〕4. 冨山 強 -san
「戊申白河口戦争記」 (著:佐久間 律堂) の始めに
戊申白河口戦争記 本文
 
〔参考〕5. ずくなしオヤジの定年生活 まちさんぽ
東北のいろいろ 7


ことづて


 

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[24sep2011]

( 写真は「後の月」 撮影場所: 神奈川県三浦郡葉山町一色海岸 )


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[15sep2011]

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[Aug.01, 2018]


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