雪女 枯木 寒林 木の葉 紅葉散る
2011年12月7日 Leave a comment
息吹掛く先は吾かな雪女
山の葉の散れば露はる枯木かな
寒林に鹿と視線を交はしをり
櫟山驚くかさの木の葉かな
涙涸る後にただ散る紅葉かな
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いぶきかく さきはわれかな ゆきおんな
やまのはの ちればあらわる かれきかな
かんりんに しかとしせんを かわしおり
くぬぎやま おどろくかさの このはかな
なみだかる のちにただちる もみじかな
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~ the specter of snow-lady
~ insufflates to kill the unmarrigeable-aged man
~ i feel the cold breeze
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~ due to stripping leaves
~ deadwoods on this mountain
~ come into their full views
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~ i felt the weight of someone’s eyes in the woods
~ i watched their direction
~ there was a deer
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~ there are a lot of withered
~ oak leaves on the mountain
~ the amout is awful quantity
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~ i cried until no tears are left
~ in the meantime
~ leaves have been stripping calmly
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〔難読・難解語など〕
ゆきおんな【雪女】: 雪の夜に雪の精が化して現れるという、白い衣を着、
白い顔をした女の妖怪。雪女郎。雪娘。雪の女。
参考: 小泉八雲 『怪談』 「雪女」のあらすじ
武蔵の国のある村に、茂作と巳之吉という2人の樵が住んでいた。茂作はすでに
老いていたが、巳之吉の方はまだ若く、見習いだった。ある冬の日のこと、吹雪の
中帰れなくなった二人は、近くの小屋で寒さをしのいで寝ることにする。その夜、
顔に吹き付ける雪に巳之吉が目を覚ますと、恐ろしい目をした白ずくめの美しい
女がいた。巳之吉の隣りに寝ていた茂作に女が白い息を吹きかけると、茂作は
凍って死んでしまう。
女は巳之吉にも息を吹きかけようと巳之吉に覆いかぶさるが、しばらく巳之吉を
見つめた後、笑みを浮かべてこう囁く。「おまえもあの老人(=茂作)のように殺して
やろうと思ったが、おまえは若くきれいだから、助けてやることにした。だが、おまえ
は今夜のことを誰にも言ってはいけない。誰かに言ったら命はないと思え」云々
以上wikipedia より
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(05dec11)
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